日本のTAITO(タイトー)がゲームセンターの「TAITO STATION(タイトーステーション)」の香港2号店を南昌(ナムチョン)のショッピングモールV Walkにオープンしました。2024年9月24日(火)~30日(月)がソフトオープン期間、10月1日(火)がグランドオープンとなっています。
約2,500平方フィート(約232平米)の面積に50台以上のクレーンゲーム機があり、日本で人気のアニメやゲームのIP(知的財産)を使ったグッズ、フィギュア、ぬいぐるみ、お菓子などの100点以上の景品を揃えています。
TAITO STATIONは2023年12月15日に香港1号店を荃湾(ツェンワン)のショッピングモールNINA MALL(如心廣場)にオープンしました。香港で定番となっているカーニバルゲーム「Rainbow(レインボウ)」を設置するなど、日本のタイトーステーションが培ったノウハウに香港のトレンドをミックスしローカライズした店舗となっています。
TAITO STATIONを展開する株式会社タイトー(TAITO CORPORATION)は、アミューズメント施設の企画、運営を主な事業内容とする日本の企業で、スクウェア・エニックス・ホールディングスの連結子会社です。創業者はユダヤ系ウクライナ人の実業家ミハエル・コーガンで、1953年に太東貿易株式会社を創業し日本で初めてウォッカを国内醸造・販売しました。1954年にジュークボックスの賃貸業務を開始、1956年にアミューズメント機器の販売・賃貸業務を開始、1958年にフリッパーピンボールをリースしヒット商品としました。1965年に遠隔操作のマジックハンドで玩具を吊り上げるクレーンゲームを開発し、1968年に東京都豊島区西池袋に日本初となるゲームセンターを開店。1972年に商号を現在の株式会社タイトーに変更、1978年に『スペースインベーダー』が大ヒットし社会現象になりました。
タイトーは2023年に11年ぶりの海外出店をおこない香港に1号店を出店しました。過去には中国や韓国で子会社を設立しゲームセンターの運営をおこなっていましたが、国内事業に集中するため2012年までに撤退したという経緯があります。タイトーは以前、PR TIMESのプレスリリースで香港1号店出店の背景として「日本のサブカルチャーは大変人気があり、香港においてもアニメを代表としたサブカルチャーを楽しむイベントが多く実施されている。そういった中で、香港の市場は魅力的で成長性が見込めるポテンシャルの大きい市場と考えている。香港店のオープンを皮切りに、タイトーステーションの海外でのブランド認知向上に繋げる。」などを発表しています。
■TAITO STATION(タイトーステーション)
香港2号店:TAITO STATION 南昌V Walk店
住所:Shop L2-20&125-126, V Walk, 28 Sham Mong Road, Sham Shui Po, Kowloon
香港1号店:TAITO STATION NINA MALL 荃湾如心廣場店
住所:Shop 219-221, 2/F, NINA MALL 1, 8 Yeung Uk Road, Tsuen Wan, New Territories
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香港インスタグラム
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