香港の各エリアに、カラフルで芸術的な「マンホールの蓋」が200個設置され、新しいインスタ映えスポットとして注目が集まっています。設置エリアは中環フェリーピア、大澳、林村、鯉魚門、翠屏河、蝴蝶谷道寵物公園、茶果嶺プロムナード、啟德河、昂坪、土瓜湾プロムナード、海輝道プロムナード、梧桐寨、荃湾の路德圍、大囲駅前の村南道となっており、今後も増えていく予定です。


カラフルなマンホールの蓋は、香港のエリアごとの特徴やランドマークをモチーフにしたデザインになっています。例えば、中環フェリーピアのエリアのマンホールの蓋は、スターフェリー、ビクトリアハーバー、ビクトリアピークなどのランドマークのデザインとなっています。漁村の大澳(タイオー)では水上棚屋とボート、林村(ラムツェン)では願いが叶う樹(許願樹)などの観光名所が描かれています。


マンホールの蓋の設置は香港政府の渠務署(下水管理署)が、香港の街並みを美しくするプロジェクトの一環として2022年に開始しました。マンホール蓋のデザインコンテストは香港居住者を対象に以下サイトで開催されており、入賞するとデザインしたマンホールの蓋が設置されるチャンスが与えられます。美しさだけでなく機能性も兼ね備えるよう、マンホールの蓋を開けるための鍵穴の位置が分かりやすいように細かすぎないデザインや滑り止めにもなるデザインが選ばれているとのこと。


デザインコンテストの申し込みページ(下水管理署)

https://www.dsdopenday2024.hk/manhole2024/info-en.html

提供元:hongkong-bs.com

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