パリオリンピックの競泳女子100メートル自由形でホーヒー・シボーン選手が銅メダルを獲得したこと、中環にある観覧車ではパリオリンピックでの香港選手のメダル獲得を記念して8月4日(日)に無料乗車キャンペーンを実施すること、本日から香港では野生のハトに餌を与えると固定罰金5,000香港ドルとなり最大で罰金100,000香港ドルと禁固刑1年になること、香港大学医学部が市販のスマートフォンを聴診器として利用できるアプリを開発したことをお伝えします。


■競泳女子100メートル自由形で銅メダル獲得

パリオリンピックの競泳女子100メートル自由形で、何詩蓓(ホーヒー・シボーン)選手が52秒33のタイムで銅メダルを獲得しました。先日おこなわれた競泳女子200メートル自由形でも銅メダルを獲得しました。


中環(セントラル)にある観覧車「香港摩天輪」では、香港のパリオリンピックでの各選手のメダル獲得を記念して、8月4日(日)に無料乗車キャンペーンを実施します。午前11時から午後11時まで、観覧車のチケット売り場に行くだけで、通常20香港ドルの当日券が無料で入手できます。お一人様一度につき最大1枚のチケットを受け取ることができます。


■野生鳩への餌やりが禁止、高額罰金や禁固刑も

野生動物保護条例の改正により本日2024年8月1日から、香港では野生のハトへの餌やりが禁止となります。野生のハトに餌を与えると、固定罰金5,000香港ドル(約10万円)となり、起訴され有罪判決を受けると最大で罰金100,000香港ドル(約200万円)と禁固刑1年になります。香港警察は、8月1日から8月31日までの1か月間は罰金となる前にまず警官による口頭注意がおこなわれ、9月1日以降は事前の口頭注意なしで直ちに罰金となると発表しています。


香港では以前から野生動物保護条例(第170章)で、野生のイノシシ、猿、鳥などへの餌やりが禁止されており、今回の改正でハトが対象に加わります。香港政府は「野生動物や野生のハトに餌を与えることは、公共の場所を汚し、動物やハトが集まって迷惑や公衆衛生上の問題を引き起こすだけでなく、動物の習性にも影響を与え野生で生きる能力を台無しにする。野生動物やハトは人間の餌やりに頼ることなく野生や自然環境で餌を探すという本能を自然に持っていることを市民に理解してもらうために、広報と教育を強化する」と述べました。


■香港大学がスマホを聴診器にするアプリを開発

香港大学の医学部の研究チームは、心臓弁膜症を早期に発見することができるよう、市販のスマートフォンを聴診器として利用できるアプリ「Vitogram®」を開発しました。実際の聴診器と比較すると精度は約80%で、AIを活用しているとのことです。研究チームは現在、臨床研究の第2段階を計画しており、6か月以内に製品を市場に投入する予定だと述べています。

提供元:hongkong-bs.com

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