香港の54歳女性が天水囲から空港行きのバスで移動していたところ蚊に刺されデング熱に感染が確認されたこと、電動自転車や電動キックボード使用の取り締まり強化で84人が逮捕されたこと、野生動物保護条例の改正によりハトへの餌やりが禁止され最大で罰金100,000香港ドル(約200万円)と禁固刑1年になることをお伝えします。


■空港行きのバスで蚊に刺されデング熱に感染
香港国際空港の貨物ターミナルで勤務する54歳の女性が、天水囲にある自宅から空港行きのバス(龍運バスE37路線)で移動していたところ蚊に刺され、その後デング熱に感染したことが確認されました。この女性が住む天水囲の団地では、他の感染者は見つかっていないようです。


香港では2023年に62件のデング熱感染者が確認されましたが、香港域内での感染は0でした。2024年は23件(5月16日時点)の感染者が確認されており、香港域内での感染者は4月に1人確認され現時点で2人となっています。


デング熱とは、蚊が媒介する感染症で感染すると、急な高熱、頭痛や筋肉痛、発疹などの症状がみられます。人から人へ直接うつることはなく一週間程度で回復するのが通常ですが、極稀にデング熱が重症化し死に至ることもあるようです。


■電動自転車やキックボード使用で84人が逮捕
香港では「電動キックボード(立ち乗り電動スクーター)、電動一輪車、電動ホバーボード、電動スケートボード、電動自転車」の車道、歩道、自転車道での使用が禁止されています。


香港警察が北新界エリアで3日間、これらについての取り締まり強化をおこなったところ17歳~76歳の84人が逮捕され、電動自転車69台と電動キックボード(立ち乗り電動スクーター)15台を押収しました。逮捕理由は無登録車両の運転、無免許運転、無保険運転の容疑でした。


香港警察のNgai Siu-cheong氏は「小さい子供がいる親が使っていることが多く、子供の送り迎えや通勤に使っている人も多い。電動自転車を改造して子供を2人や3人乗せられるようにしている人もいる。フードデリバリーに使用している人も多い」と話しました。


■ハトへの餌やりが禁止、高額罰金や禁固刑も

香港では野生動物保護条例の改正により2024年8月1日から、ハトへの餌やりが禁止されます。野生のハトに餌を与えると、固定罰金5,000香港ドル(約10万円)となり、起訴され有罪判決を受けると最大で罰金100,000香港ドル(約200万円)と禁固刑1年になります。


香港では以前から野生動物保護条例(第170章)で、野生のイノシシ、猿、鳥などへの餌やりが禁止されており、今回の改正でハトが対象に加わります。香港政府は「野生動物や野生のハトに餌を与えることは、公共の場所を汚し、動物やハトが集まって迷惑や公衆衛生上の問題を引き起こすだけでなく、動物の習性にも影響を与え野生で生きる能力を台無しにする。野生動物やハトは人間の餌やりに頼ることなく野生や自然環境で餌を探すという自然な本能を持っていることを市民に理解してもらうために、広報と教育を強化する」と述べました。

提供元:hongkong-bs.com

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