2300人を収容できる巨大レストランが悪天候で沈没しました。

 全長76メートル、一度に2300人もの客を乗せることができた巨大な水上レストランが海の底に沈みました。

 これまで映画の舞台としても、しばしば登場していた水上レストラン「ジャンボ・キングダム」。

 1976年の開業以来、香港の観光名所としてエリザベス女王が訪れるなど世界的に名をはせていましたが、2年前の新型コロナウイルスの影響などで客が激減。

 経営難のため約半世紀にわたる歴史に幕を閉じ、今日14日、港から曳航(えいこう)されていきました。

 香港に住む人:「若かったころ、よくランチに行きましたが当時はとても特別な場所でした」

 宮殿を模した船体の一部は崩れ、日本語を含めた3カ国語でのあいさつが表記されたネオン看板は、すっかり色あせていました。

 香港に住む人:「私たちにとって共通の思い出の場所なので残念。子どものころ、親に連れられて食べに来ましたが、香港でこれほど素晴らしい雰囲気で食事できる船はありません」

 しかし、この後に待っていたのは決定的な別れでした。

 運営会社の発表によりますと、曳航されていた「ジャンボ」は18日午後、南シナ海の西沙諸島周辺で強い風と高波を受けて浸水、翌19日に転覆し、そのまま沈没したということです。

 出発前の映像を見てみると、すでに船体の一部が海に沈みこんでいます。

 南シナ海に沈没した際には乗務員にけがはありませんでしたが、事故現場は水深約1000メートルあり、「船体の引き揚げは極めて困難」だとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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