ワクチン供給が滞るなか、大阪府の吉村知事は1日、感染が拡大している都市部にワクチンを優先供給するよう政府に求める考えを明かしました。
早期のワクチン接種を促したかと思えば、今度はワクチンがない・・・。政府のちぐはぐな対応に自治体や医療機関が振り回されています。
大阪市は個別接種を進める医療機関に対して来週以降、ワクチンの供給量を減らすと通知。なかには希望する量に対して4割程度、減らすよう求められた医療機関もあるということです。
現在ファイザー社製のワクチンは2週間ごとに自治体に配分されていますが、今月5日の分については全国の自治体からの希望量が2万848箱なのに対し、実際に配分される量は1万1000箱と約半分になる見通しです。
大阪市は近くワクチン接種の新規の予約をいったん停止すると発表しました。
大阪府の吉村知事は都市部に優先供給するなどワクチン戦略の必要性を国に求める考えを示しました。
吉村知事は2日に菅総理大臣や河野大臣と面会し、直接考えを伝えるとしています。
ワクチンの優先供給について、加藤官房長官は・・・。
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