1日は伊豆諸島北部で線状降水帯が発生するなど、関東から九州の広い範囲で大雨となっています。2日にかけて土砂災害や河川の氾濫に警戒が必要です。

　梅雨前線や前線上の低気圧の影響で、奄美地方と西日本や東日本の太平洋側は2日にかけて大雨となる恐れがあります。

　気象庁は1日午前9時前、伊豆諸島北部で線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

　伊豆諸島の新島では観測史上1位の非常に激しい雨を観測しています。

　また、関東から九州もまとまった雨が降り、災害の危険度が高まっています。

　この後も雨が強まりやすい状況が続き、2日朝にかけて予想される雨の量は、いずれも多い所で伊豆諸島・東海で250ミリ、九州南部・奄美で150ミリ、関東甲信で120ミリ、その後、3日朝にかけてさらに東海で100ミリから200ミリ、九州南部で100ミリから150ミリ、関東甲信で50ミリから100ミリの雨が予想されています。

　引き続き土砂災害や河川の氾濫に厳重な警戒が必要です。
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