鉄道車両用の空調機器の検査で不正があった三菱電機は、ブレーキ操作などに使う空気圧縮機の検査でも不正があったと発表しました。
空気圧縮機ユニットは、鉄道車両でブレーキを掛けたりドアを開閉したりする際に使われます。
三菱電機によりますと、空調機器の製造で不正な検査をしていた長崎製作所で空気圧縮機ユニットでも顧客から求められている検査を一部で実施せず、前の機種の検査データを使っていたということです。
問題が判明した後にシミュレーションなどで確認したところ、「製品そのものの安全性や機能・性能には問題がない」としています。
外部の弁護士を含めた調査委員会を設置し、全事業所を対象に他に不正がないか調べる方針です。
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