千葉県八街市で小学生5人が死傷した事故で、逮捕された男のトラックは、時速50キロほどで減速しないまま児童をはねた可能性が高いことが分かりました。

 トラック運転手の梅沢洋容疑者(60)は酒を飲んでトラックを運転し、児童2人を死亡させ、3人に重傷を負わせた危険運転致死傷の疑いで先月30日に送検されました。

 その後の捜査関係者への取材で、梅沢容疑者は制限速度60キロの事故現場付近の道路を当時、時速50キロほどで運転し、減速しないまま5人をはねた可能性が高いことが分かりました。

 ぶつかった電柱の倒れ方やトラックの傷のほか、ブレーキの痕跡が見当たらないことなどから判断したとみられます。

 警察は事故前の車の動きについて詳しく調べています。
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