新型コロナウイルスが重症化するかどうか、尿から検出される特定のタンパク質の量で予測できる可能性があることがわかった。
国立国際医療研究センターの研究グループによると、入院当初、軽症の患者41人に尿の検査をしたところ、特定のタンパク質の量が多かった8人が1週間後に症状が悪化し、このうち2人は、人工呼吸器が必要なほど重症化したという。
一方、特定のタンパク質の量が多くなかった28人のうち、1人だけ症状が悪化したが、重症化はしなかった。
この結果、特定のタンパク質が多い人は、症状が悪化する傾向がみられたという。
国立国際医療研究センター病院・片桐大輔先生「重症化を予測するツールの一つが増えて、どの方を注意してみていかなければいけないかっていうことはわかる。一つの手段に加えていただければ」
研究グループは、今後、より多くの患者に対して、研究を進めていくとしている。
(2020/08/05)
#新型コロナウイルス
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