インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷が社会問題として議論されるなか、総務省の有識者会議は投稿者の電話番号の開示に向けた制度改正について議論しました。
高市総務大臣:「匿名で他人を誹謗中傷するという卑劣な行為からいかに迅速に被害者の方々を救済するかと」
議論はSNSで誹謗中傷を受けた女子プロレスラーの木村花さんが先月に亡くなったことで活発になっています。悪質な書き込みなどをした投稿者を特定しやすくするため、被害者が求めれば名前と住所だけでなく、電話番号の開示もできるよう制度を改正する方針です。表現の自由を脅かすなどの慎重論もまだ残っていますが、総務省は8月には省令を改正する見通しです。
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