長野と群馬の県境にある浅間山の噴火警戒レベルが火口周辺規制の2に引き上げられました。気象庁は今後、小規模な噴火が発生する可能性があるとして注意を呼び掛けています。
気象庁は浅間山で20日ごろから山の西側で膨張を示すと考えられる地盤の変動が続いているほか、火山性地震が増加するなど火山活動が高まっているとして25日午後3時に火口周辺警報を発表し、浅間山の噴火警戒レベルを「活火山であることに留意」の1から「火口周辺規制」の2に引き上げました。気象庁は小規模な噴火の可能性があるとして、火口からおおむね2キロの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石などへの警戒と地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないよう呼び掛けています。浅間山では去年8月に噴火警戒レベルが1の状態で小規模な噴火が発生し、レベルは一時、「入山規制」の3まで引き上げられましたが、去年11月からは1に引き下げられていました。
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