北朝鮮メディアは、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が出席した朝鮮労働党の会議が23日に開かれ、ビラまきをきっかけに策定された韓国に対する軍事計画を保留したと伝えた。

労働新聞が24日朝に報じたもので、金委員長が中央軍事委員会予備会議を行い、韓国に対する軍事計画を保留した。

また、韓国メディアは、22日に設置が確認された、韓国への宣伝工作用の拡声器の撤去作業も始まったと報じている。

北朝鮮は、韓国の脱北者団体による金委員長を批判するビラをきっかけに南北連絡事務所を爆破したほか、軍事境界線近くに部隊を展開するなど4つの軍事行動計画を発表し、韓国に圧力をかけていた。

韓国軍は「緊張緩和に役立つ」とする一方、北朝鮮側が「取り消し」ではなく「保留」としていることから、「北朝鮮の動向を綿密に監視し、態勢を維持する」としている。

(2020/06/24)

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