アメリカのボルトン前大統領補佐官の回想録の出版差し止めを求めていた裁判で連邦地裁は20日政権の訴えを退けました。
ボルトン氏はトランプ政権の大統領補佐官に就任しましたが大統領との意見対立の末去年9月に解任されました。
回想録は外交をめぐる政権の内幕を暴露する内容も含まれていて政権が機密情報の漏洩にあたると差し止めを求めていました。
連邦地裁はすでに出版準備が進み内容の一部が明るみになっていることから差し止めで損害を防げるわけではないと判断しました。
回想録は予定通り23日に出版されます。