生まれる前の赤ちゃんの染色体に異状がないかを調べる検査について、日本産科婦人科学会は、小規模な診療所でも検査を実施できるよう指針を改訂しました。

 妊婦の血液を使って胎児にダウン症など先天性の病気がないかを調べる「新型出生前診断」は、これまでカウンセリングの態勢が整った大学病院などに限って実施されてきました。胎児の病気を知った妊婦が、安易に人工妊娠中絶を選択しないようにするためですが、そうした態勢がないにもかかわらず検査をする診療所が増え、問題となっていました。日本産科婦人科学会は20日、「学会の研修を受けた産婦人科の医師がいる」「日本小児科学会が認めた小児科医と連携する」などの条件を満たせば、小規模な診療所でも検査ができるように指針を改訂しました。今後、厚労省に報告し判断を待つということです。
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