「暮らしのソレ! から」。
ついに決戦の幕を開けた東京都知事選挙。
「れいわ新選組」代表・山本太郎氏(45)「東京のトップが言わなくて誰が言うんですか」
現職・小池百合子氏(67)「東京大改革2.0を進めてまいりたい」
元日弁連会長・宇都宮健児氏(73)「都政の抜本的な改革を訴えていきたい」
元熊本県副知事・小野泰輔氏(46)「1日も早く東京を元気にしたい」
「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏(52)「バカが政治をするの、いいかげんやめてください」
主な候補者が、東京都庁がある新宿の街頭で第一声を上げる中、現職の小池百合子氏は、都庁内で始動した。
今回は、密を避けての選挙戦に臨む。
現職・小池百合子氏「8,500人以上いた待機児童、この4年間で一気に2,000人台に減りました」
この4年間の実績を強調する一方、コロナ対策では…。
現職・小池百合子氏「第2波に備える必要がございます。そこで私は、東京版の予防センターを凝縮してつくっていきたい。都民の命と健康を守り、稼ぐ東京を進めることであります」
新宿駅前で第一声を上げたのは、れいわ新選組代表の山本太郎氏。
「れいわ新選組」代表・山本太郎氏「『密です』とか『ディスタンス』とか、わかっとるわそんなことって話なんですよ」
山本氏は、小池知事のコロナ対策を猛烈に批判。
自身の対策の1つとして、新型コロナの災害指定を挙げた。
「れいわ新選組」代表・山本太郎氏「わたしがもし知事になったとしたら、コロナウイルスは災害と指定します。東京都として。コロナウイルスによってあなたが受けた損害、それを東京都が補てんします」
都庁前で第一声を上げた、日本弁護士連合会の元会長・宇都宮健児氏は、今回が3度目の出馬。
立憲民主党、共産党、社民党の支援を受けて戦う。
元日弁連会長・宇都宮健児氏「経営が苦しくなって、自ら命を絶つ。こういう人々が出てきているんです」
コロナ対策として、医療体制の充実と、外出自粛や休業にともなう補償の徹底などを訴えた宇都宮氏。
元日弁連会長・宇都宮健児氏「地味を最大限うりにして、2週間頑張っていこうと思います」
新宿・歌舞伎町に立ったのは、日本維新の会が推薦する元熊本県副知事の小野泰輔氏。
元熊本県副知事・小野泰輔氏「キャッチフレーズだけの選挙は、もう終わりにしなければなりません」
小池都政の批判に多くの時間を割いた小野氏。
コロナ対策として、経済を最も重視する考え。
元熊本県副知事・小野泰輔氏「レインボーブリッジが赤くなって、漫然と都民を不安にする。そういうことによって、経済全体が冷え込んでしまう。東京が地方を元気にすることで、東京もまた活力を取り戻すということです」
「NHKから国民を守る党」の党首・立花孝志氏は、感染対策として満員電車ゼロを掲げた。
「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏「満員電車ゼロっていうのは、これは直ちにできますよ。(鉄道会社に)満員の朝と夕方、料金を上げてくださいと言えば、一撃でしょ。今の料金20%、30%(上げる)、それでも減らなければ、50%と上げれば減るんですよ」
さらに、第2波への対応策として…。
「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏「次のコロナが来たときには、60代、70代、80代、自粛したい方だけをしっかり隔離する。そのお金はちゃんと税金で出します」
今回の都知事選には、こちらの顔ぶれを含む、七海ひろこ氏(35)、桜井誠氏(48)、込山洋氏(46)、竹本秀之氏(64)、西本誠氏(33)、関口安弘氏(68)、押越清悦氏(61)、服部修氏(46)、斉藤健一郎氏(39)、後藤輝樹氏(37)、沢紫臣氏(44)、市川浩司氏(58)、石井均氏(55)、長沢育弘氏(34)、牛尾和恵氏(33)、平塚正幸氏(38)、内藤久遠氏(63)、過去最多22人が立候補。
投開票日は、7月5日。
#新型コロナウイルス #東京都知事選挙
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