新型コロナウイルスの感染が再び拡大している中国・北京では、小中学校の登校を再び停止するなど、感染封じ込め策が復活した。
北京市は17日、新たに31人の感染が確認されたと発表し、食品卸売市場でクラスターが発生した6月11日以降の感染者は、あわせて137人となった。
登校を再開していた小学校もオンライン授業に切り替えとなった。
北京市の当局が、4段階ある警戒レベルを2番目に高い「2」に引き上げたために実施された措置。
また、遼寧省や浙江省で、北京の市場と関連がみられる人の感染が確認されていて、北京市民が市外へ移動する際には事前のPCR検査が義務づけられた。
北京市民「(会社は)在宅勤務の人数を増やして、オフピーク出勤するようになった」、「住宅団地の管理が厳しくなった。一時なくなっていた体温検査を、また毎日するようになった」
緩和していた商業施設や団地などの人の出入りの管理も再び厳しくなっていて、感染第2波の拡大を防ごうと、北京は再び厳戒ムードになりつつある。
(2020/06/17)
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