韓国統一省は、北朝鮮の南西部・開城にある南北共同連絡事務所を北朝鮮が爆破したと発表しました。
韓国統一省によりますと、爆破されたのは、きょう午後2時49分で、韓国軍が詳しい状況を確認しています。
連絡事務所は、2018年4月の南北首脳会談で設置に合意し、交流の拠点となっていました。
しかし、今年1月以降、運営を一時的に中断し、全員撤収していました。
北朝鮮は、韓国の脱北者団体が体制を批判するビラをまいたことに強く反発し、金正恩朝鮮労働党委員長の妹・金与正党第一副部長が連絡事務所について、「跡形もなく」すると談話で予告していました。