感染が収まったとみられていた中国で再び集団感染が発生しました。北京から報告です。
(森林華子記者報告)
15日の朝刊で大々的に集団感染について取り上げています。PCR検査の対象は人だけでなく、サーモンなど市場で売られていた様々な種類の海産物などにも及んでいます。SNSに投稿された北京の市場の映像では、防護服を着た人が海産物から検体を採取しています。市場は魚介類を扱うまな板など40点の検体からウイルスが検出されたため封鎖され、売られていた食品は廃棄されました。中国の専門家は今回の感染源の一つとして海産物や肉類の可能性も指摘していて、今、流通しているものは基本的に問題ありませんが、北京以外の中国各地の市場でも検査が行われる異常事態となっています。「第2の武漢になってはならない」と中国全土で警戒が高まっています。
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