中国政府がきょう発表した消費の動向を示す5月の小売売上高は、1年前と比べてマイナス2.8%でした。
また、今年1月から5月までのインフラ投資などを含む固定資産投資の累計は、マイナス6.3%でした。
新型コロナウイルスによる記録的な落ち込みを受け、いずれも政府主導の消費刺激策や、公共投資の増加によって持ち直しつつあるものの、前年割れが続いています。
一方、5月の鉱工業生産は、自動車産業などの生産回復が進み、1年前と比べて4.4%の増加となりました。
しかし、世界的な感染拡大に伴う外需の不振が、生産を押し下げる可能性が高く、習近平指導部は、内需主導で経済の立て直しを進める考えです。

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