西村経済再生担当大臣は、きょう、接待を伴う飲食店などに顧客の名簿の作成を求めるなど、「夜の街」の新しい感染防止対策のガイドラインを発表しました。対象はキャバレーなどの接待を伴う飲食店、ナイトクラブ、ライブハウスの3業種で、政府は19日に予定している営業自粛要請の解除の前に指針を示した形です。
ガイドラインでは、感染が起きたときに経路を特定しやすくするため、利用客の氏名や連絡先を含む名簿を作成することや、人と人との距離を最低でも1メートル、できるだけ2メートルを目安に空けることなどを明記しています。
西村大臣「(ガイドラインに)取り組んでいるところと取り組んでいないところでおのずから差が出てくるものというふうに思います。多くの事業者が協力をしてくれていくものと期待したい」
そのほか、大臣は会見で、アクリル板の設置など対策に必要な経費は、持続化補助金で支援する方針を明らかにしました。