新型コロナウイルスの治療薬の候補とされる「アビガン」の治験に遅れが出ていることが分かりました。

 アビガンは、新型コロナウイルスの治療薬として薬事承認に向けた臨床研究が進められています。当初、政府は5月中の承認を目指していましたが、これまでに報告された研究班の中間結果では新型コロナウイルスへの有効性についての判断は示されていません。治験は6月中に終了する予定でしたが、新型コロナウイルスの感染者が減って、参加人数が確保できないことから遅れが生じ、7月以降も続ける可能性が出てきました。アビガンを生産する「富士フイルム」は治験が行える病院を増やし、「できるだけ早い承認を目指したい」としています。
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