東京都はきのう、新型コロナウイルスの感染が拡大する兆しがあるとして、都民に警戒を呼びかける「東京アラート」を発動しました。人出が戻ってきている夜の繁華街での感染が増えています。
東京で、先月27日からきのうまでの1週間に感染が確認された114人のうち、およそ3割にあたる32人が、夜の繁華街での感染が疑われています。内閣官房によりますと、新宿・歌舞伎町のおとといの夜の人出は、緊急事態宣言が発令される前よりも14.1%増えていました。都は、休業要請の緩和は現在の「ステップ2」を維持するものの、アラートが発動されている間はカラオケ店やパチンコ店などの休業要請を緩和する「ステップ3」への移行は想定していないとしています。