6月2日、東京都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに34人確認されました。30人を超えるのは5月14日以来のことで、緊急事態宣言の解除以降では1日の感染者数として最も多い感染者数となりました。
新規陽性者の1週間平均は16.3人で、2日の新たな感染者によって、都が示す営業自粛などの再要請を行う3つの数値のうち、2つで目安を上回ってしまいました。もともと緩和の基準となる目安を1つでも超えれば医療体制なども加味した上で、感染の拡大について都民に広く警鐘を鳴らす「東京アラート」を発動するとしていましたが、一気に「自粛の再要請」も懸念される感染者数となりました。
この状況を受け、東京都の小池知事は対策本部会議を開いて東京アラートの発動を含めて検討する考えを示しました。