アメリカで白人の警察官が黒人男性の首を押さえて死亡させた事件に対する抗議のデモは全米の30を超える都市に広がり、死者も出る事態になっています。

 黒人男性の死を巡り、ミネソタ州では先月30日も大規模なデモが起きました。警官隊が解散命令を聞かないデモ隊に対し、催涙弾を発射するなど混沌(こんとん)とした状態になりました。CNNによりますと、インディアナ州では警察が暴徒化した市民に発砲し、3人が撃たれて1人が死亡したということです。また、この前の日にはミシガン州で男性(21)がデモの混乱のなかで何者かに撃たれて死亡しています。抗議のデモは首都ワシントンDCのホワイトハウス近くでも行われるなど全米30を超える都市に拡大し、少なくとも25の都市で夜間外出禁止令が出されています。
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