29日午後1時前、東京都心の空に突如現れたのは、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」。
新型コロナウイルスと闘う医療従事者らに敬意と感謝を示すため、真っ白なスモークを空に描きながら、都心の上空を飛行した。
感染者の治療にあたっている自衛隊中央病院では、「ブルーインパルス」の登場に、屋上にあがった職員たちから大きな歓声があがった。
さらに、都立病院の上空を飛行するブルーインパルス。
看護師さんたちが、手を休め、窓からその飛行を目に焼き付けていた。
そして、暮らしの中でウイルスと戦う町の人々もこの飛行にくぎ付けに。
家族連れも感動を隠せない。
「初めて見たから、すごかった」、「わたしも医療関係なので、同じ気持ちで、飛んでくれたということに感謝」、「こんなの見られない。最高の思い出になりました。ありがとうございます」といった声が聞かれた。
医療従事者をはじめ、さまざまな場で最前線に立つ人たちへの「ありがとう」の気持ちともに、危機を乗り越えるためのわたしたちの歩みは続く。
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#新型コロナウイルス
(2020/05/30)