加藤厚生労働大臣は新型コロナウイルスの入院患者について、発症から2週間経ち、症状が回復してから72時間が経てばPCR検査をせずに退院できるよう見直す方針を明らかにしました。

 加藤厚労大臣:「発症日や病状軽快から一定期間、経過したことを退院等の基準の原則にすることで検討」
 新型コロナウイルスの入院患者は症状が回復してから24時間後にPCR検査を2度受け、いずれも陰性ならば退院できます。しかし、国内外の研究で発症から10日程度経てばウイルスが検出されてもほとんど感染する力がないことが明らかになってきました。厚労省は発症から2週間が経ち、さらに症状が良くなって72時間が経てばPCR検査をせずに退院を認めるよう変更を検討しています。
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