緊急事態宣言中に児童養護施設などで暮らす子どもに面会できなかったとして、独立した立場で子どもの意見を代弁するアドボカシー団体が緊急時でも面会できる仕組み作りを訴えています。

 「子どもアドボカシーセンターOSAKA」はこれまで週1回、大阪府内の児童養護施設を訪問して子どもの意見を聞き、施設などに伝えてきました。しかし、緊急事態宣言が出て以降、施設への出入りが禁止され、手紙などが書けない児童から意見を聞く手段がなくなりました。
 子どもアドボカシーセンターOSAKA・奥村仁美代表:「(子どもたちが)同じ空間で一緒に過ごす大変さがあるという話も聞いているので、言葉以外の表現っていうのがこの活動をするのにはとても大事かと思いますので、そこが見えないのはとてもつらい時期」
 この団体は次の感染拡大の局面に備え、テレビ電話を使うなど子どもたちの声をきめ細かく拾うことができる仕組み作りを求めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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