入院患者や職員など200人以上が新型コロナウイルスに感染した東京・台東区の永寿総合病院が、26日から一部の診療を再開しました。

 永寿総合病院では入院患者や医師、看護師などの職員、合わせて214人の感染が確認され、このうち患者43人が死亡しました。永寿総合病院は院内での感染拡大を受け、3月から外来診療などを取りやめていましたが、拡大防止の体制が整ったなどとして今月26日から一部の診療を再開しました。当面は必要性が高いと病院が判断した患者の予約診療のみですが、今後は手術室を陰圧にするなど対策を進め、他の診療も順次、再開したいとしています。
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