政府は8つの都道府県で継続している緊急事態宣言を解除するかどうかをあす判断します。
このうち関西圏の2府1県については宣言が解除される見通しです。

政府はあす専門家会議を開いて緊急事態宣言の解除可否を判断しますが、
ある政府高官は「関西圏は落ち着いている」として、
大阪・京都・兵庫についてあす解除するとの見通しを示しています。

政府の諮問委員会の尾見会長は衆議院予算委員会でこのような見方を示す一方、
「仮にすべての都道府県で宣言が解除されたとしても見えない感染が続いている」として、
警鐘を鳴らしています。
政府は、関西圏以外の特定警戒区域については、
北海道・東京・神奈川の感染者数が解除の基準を満たしていないことなどから、
今回は解除を見送る方向です。

こうした中、東京都できょう、新型コロナウイルスの感染者が新たに5人確認されたことが
東京都の関係者への取材でわかりました。
きのうも5人の感染が確認されていて、1日あたりの感染者数が20人を下回るのは
きょうを入れて6日連続です。

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