人気の市場が営業再開。
名物の海鮮丼も復活。
とれたて新鮮な地魚をふんだんに使った、名物の海鮮丼。
思わず財布のひもが緩んでしまう、威勢のいい掛け声。
緊急事態宣言が解除された地域では、生活に欠かせない市場で動きが。
那珂湊おさかな市場では、およそ1カ月ぶりに18日、営業が再開された。
県内からの客「お魚買いたかったので、うれしいです」
もちろん市場でいただくグルメも。
那珂湊で揚がったアナゴやヒラメなどを使った、ボリューム満点の天丼に。
タイやスズキ、アジなどといった地魚がてんこ盛りの名物、三浜丼も久々の復活。
県内からの客「おいしいです、新鮮で。来て良かったです」
しかし、かつてと同じ日常が戻ってきたわけではない。
「新しい生活様式」は、この市場にも。
干物店のご主人は、マスクにフェイスシールド。
飲食店では、テーブルなどをこまめに消毒し、客同士が密にならないように客席を間引いている。
こうした変化は18日、営業再開したほかの解除地域でも。
福島・郡山市の総合地方卸売市場では、感染予防のため競り人もマスク姿に。
一方、沖縄・那覇市民の台所・牧志公設市場も、およそ3週間ぶりに再開したが…。
店の人「(開けて2時間くらいたちましたね?)お客さん来ないですね。開けても赤字」
観光名所ともなっている「那珂湊おさかな市場」も状況は変わらない。
年末には、たくさんの人でにぎわっていたが、再開初日の18日は平日ということもあり、客はまばら。
さらに、普段は首都圏からも観光客が多く訪れるが。
市場に隣接している茨城県の駐車場は、まだ利用が再開とはなっていない。
難題を抱える中での営業再開。
にぎわいを取り戻すには、まだ少し時間がかかるとみられる。
カクダイ水産・佐藤正弘さん「(去年に比べると?)50分の1くらい。2次感染とかなく、当たり前にみんなに喜んでもらえれば」
(2020/05/18)
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#緊急事態宣言