ことし1月から3月までのGDP=国内総生産の速報値は、実質の伸び率が前の3ヵ月と比べてマイナス0.9%、年率に換算してマイナス3.4%と2四半期連続のマイナスとなりました。
内閣府が発表したことし1月から3月までのGDPの速報値は、物価の変動を除いた「実質」の伸び率が前の3ヵ月と比べてマイナス0.9%となりました。これが1年間続いた場合の年率に換算すると、マイナス3.4%で、消費税率引き上げで大幅に落ち込んだ去年10月から12月期に続いて、2四半期連続のマイナスとなりました。
項目別にみると、外出自粛の影響で外食や旅行などが落ち込んだためGDPの半分以上を占める「個人消費」はマイナス0.7%でした。また、「輸出」はマイナス6.0%。企業の「設備投資」はマイナス0.5%となりました。