4月に新型コロナウイルスに感染した石田純一さん(66)が5月12日に退院。
石田さんは仕事で向かった沖縄県で体調不良を訴え、東京に戻った4月14日入院していた。

退院後の石田さんが、電話でFNNの単独インタビューに応じた。

石田純一さん「総合的に判断して、炎症とか肺炎とかもなくなったということで、退院させていただきました」

記者「1カ月近く?」

石田純一さん「はい、1カ月。2週間過ぎてから快方に向かっていたようで、僕は全然つらくなかったですね。最初のころ、気だけ張っていたので、全然大丈夫だと思ってたんですけど、あとで先生方に聞いてみると『いったん、かなり悪くなりました』と言われたのでびっくりしているんですけども。いわゆる集中治療室のところまで行ったというのは事実です。それは何となく覚えてますけど」

記者「今はどんな生活を?」

石田純一さん「自宅で経過観察という感じです。体のいい隔離ですけれど。子どもたちもわかってきてくれて、接触しないで自宅にいます。水回り、トイレとかお風呂とかをすべて別にして、僕の場合だけ一つの部屋に閉じこもっています。退院だけじゃ十分ではなくて、言い方悪いけど、また陽性になる方、また感染する(ことがある)。ほかから感染してくるんじゃなくて、自分でもう1回、いわゆるぶり返す。それがたまにあるので、とにかく2週間だけは誰にも会わず、毎日検温とか血中酸素量、血圧測って報告するようになっている」

記者「なぜ直筆でコメントを?」

石田純一さん「かなりご批判が強いと。いろんなことでお叱りを受けたり、反省しろと、そういうお話をいっぱいいただいたので、何か自分で書いて、自分で心境を書かせていただきました。僕が肺炎にかかったということで、他局ですけど、今まで撮っていたテレビ番組とかOAできなかったりとか、大変なんです本当に。それからレギュラー番組も降ろせと、CMも降ろせと、そういうのが、いっぱいお叱りが来まして。自分が肺炎にかかってしまったことで、多大なご迷惑をおかけした部分は絶対に否めないわけですし、不快な思いをさせてしまった方々にも、本当に深く、やっぱり反省していることと同時に謝りたいです」

石田さんは、仕事で向かった沖縄県で体調不良を訴え、東京に戻った4月14日、入院。
およそ1カ月に及ぶ闘病生活だった。


政府は14日、専門家会議をへたうえ、午後の対策本部で宣言の一部解除を正式に決定する。

34県を一斉に解除する方向で調整しているほか、13の特定警戒都道府県についても、茨城、愛知、岐阜、京都、福岡は解除する方向で検討を進めている。

また、特定警戒のうち、東京都と大阪府、北海道については、解除の条件がそろっていないと判断し、15日以降も継続する方針を固めた。

一部解除を控え、西村経済再生相は、全国知事会とテレビ会議。

感染の再拡大防止などを念頭に対応を協議した。

西村経済再生相「解除された都道府県においても、4点のことをお願いする。1つは、全国的かつ大規模なイベントの開催自粛。2つ目に、繁華街の接待をともなう飲食店への外出自粛。3つ目に、ライブハウス・カラオケ・ジムへの外出自粛。4つ目は、手洗い・人との距離を保つ・新しい生活様式の徹底」

また、解除後に感染者の爆発的急増、オーバーシュートの兆しがあれば、再指定をする必要もあるとしている。

知事会の会長・徳島県の飯泉嘉門知事は「特に、特定警戒都道府県が残った場合は、往来はやはり自粛を強く求めていきたい」と述べた。

14日にも緊急事態宣言が解除される見通しの地域では、施設の営業再開などの動きが加速している。

(2020/05/14)

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