新型コロナウイルスによる世界経済の停滞への懸念から、レギュラーガソリンの全国平均価格は3年7カ月ぶりの安値となりました。
資源エネルギー庁によりますと、11日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は前の週より4円20銭安い1リットルあたり124円80銭でした。値下がりは15週連続で、2016年10月以来、3年7カ月ぶりの安値ということです。新型コロナウイルスの感染拡大によって経済が停滞するとの懸念から原油価格が値下がりしたことが原因です。ただ、中国や欧米で経済活動が再開することによる期待感や主要産油国の減産が始まったことから、石油情報センターでは来週は一転して値上がりを予想しています。
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