新型コロナウイルスの感染が拡大した地域の医療態勢について、厚生労働省は軽い症状や症状がない人は自宅や宿泊施設での療養を原則とする方針を都道府県などに通知しました。

 加藤厚労大臣:「これから重症者が増えると、病院機能を維持する観点から入院治療が必要ない軽症者などは自宅療養とすること」
 厚労省は新型コロナウイルスの感染者が増えている地域では「医療崩壊」を防ぐため、重症者の治療を優先させる考えです。このため、軽い症状の人や症状がない人は入院させずに自宅や宿泊施設で療養させることを原則とする方針を都道府県などに通知しました。自宅や宿泊施設での療養を終えるには退院する場合と同様にPCR検査で2度、「陰性」となることが必要ですが、重症者の治療に支障が出る場合には14日間の健康観察のみでも可能としています。これを受けて東京都が軽症や症状のない入院患者について、来週から都内のホテルに移ってもらう方向で最終調整していることが都の関係者への取材で分かりました。都はこうしたホテルを複数、準備することを検討しています。
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