新型コロナウイルスの政府の専門家会議は、東京、大阪など5都府県は、医療供給体制がすでに切迫しているとして、抜本的な対策を講じるよう求めた。

尾身茂副座長「(日本では)爆発的患者急増、オーバーシュートは見られていないが、都市部を中心に感染者数が急増している。医療崩壊は、オーバーシュートが起こる前に起きるということを強調する」

専門家会議は、医療供給体制が切迫している地域として、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫の5都府県を挙げ、きょうあすにでも抜本的な対策を講じることが求められると提言した。

東京や大阪府などが属する感染拡大警戒地域では、爆発的な患者の急増、いわゆるオーバーシュートを生じさせないように、10人以上が集まる集会、イベントへの参加を避けるよう求めた。

休校に関しては、現時点で、子どもは地域で感染拡大の役割をほとんど果たしていないと分析したうえで、警戒地域では、一斉休校も選択肢として検討すべきだと提言している。

(2020/04/02)

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