東京都は1日、感染拡大を防ぐため、都立の学校について、一転して、ゴールデンウイークまで休校にすることを決めたが、小中学校を管轄する区市町村では、突然の方針変更に対して対応に苦慮している。
東京都は、都立学校について、4月6日から新学期をスタートさせる予定だったが、1日に方針を変更し、ゴールデンウイークまでの休校を決め、区市町村の公立小中学校や私立学校についても、休校期間の延長を求めている。
この突然の方針変更をめぐって、都内の各自治体は対応に追われている。
台東区では、始業式をいったん20日に延期していたが、東京都の要請を受けて、日程をあらためて検討しなおすという。
世田谷区では、学年によって登校日や登校時間を変えたうえで、来週から授業を再開する予定。
一方、私立では、学習院中等科がゴールデンウイークまで休校を延長することを決めている。
それぞれ自治体が方針を決めかねている中、保護者からは戸惑いの声が。
小学校の子どもの親「親としては大変だが、休みを延期してくれたほうが、これからが本番という感じがするので安心だなと」、「学校休校なのは賛成なんですけど、塾はやっている。意味あるのかな、自粛じゃなくて禁止にしないと、あっちでは休校、こっちではやってるじゃ、本当に自粛する人の意味がないので、全体でやってほしい」
小学校4年の子どもの親「学校休校もしょうがない思う。どんどんひどくなっているからやってるって感じで、ひどくなる前にもっと先にやることがあるんじゃないのか」
(2020/04/02)
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