きょうは4月1日。

新年度が始まり、例年だと、入社式や歓迎会など、多くのイベントが予定されているこの時期だが、新型コロナウイルスの影響で、各企業や団体で中止や延期が相次いでいる。

番組が、ニュースサイト「FNNプライムオンライン」のツイッターを通じて、入社式などの集会、式典、歓迎会などに出席する予定があるかどうか、アンケートを行ったところ、81%の人が「出席する予定はない」と答えた一方で、14%が「出席する予定」、そして5%が「規模を縮小して出席予定」という結果になった。

入社式の中止が相次ぐ中、実施する企業はネットを活用するなど、感染拡大の防止に配慮した形が多く見られている。

複写機メーカー大手のリコーは、2020年度に入社したおよそ170人が、社長の待つホールに1人ずつ順番に入り、社長からの歓迎のあいさつと社章を受け取る「個別入社式」を実施した。

出社も別々の時間で、その際は、検温や消毒を徹底したほか、待機場所でも間隔を開けるといった措置がとられた。

一方、家電量販店のノジマは「オンライン入社式」に変更した。

およそ640人の新入社員が、それぞれ自宅のパソコンなどを通して、本社にいる社長からの祝辞を受ける形になった。

ノジマの新入社員は、「ウェブ開催になってしまったが、式自体には参加できるので良かった」と話した。

また、新入社員の研修も在宅でネットなどを活用する企業が多く見られる。

(2020/04/01)

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