新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で対応にあたった、厚生労働省の橋本岳副大臣が当時の状況を語った。

橋本岳厚労副大臣「(2月)4日の晩に(PCR検査の)最初の結果が出て、31人中10人(陽性)、これはもう忘れられません。こんなにいるのって。正直言って何が起こっているか、よくわからなかった」

BSフジの「プライムニュース」に出演した橋本副大臣は、船内に乗員乗客をとどめた理由について、「乗員乗客3,700人が移動する宿泊施設を、政府として調達することができなかった」と説明した。

また、船内で感染の危険がある区域と安全な区域との区分ができていなかったとの批判について、「わたしたちなりにゾーニング(区分け)はしていた」としたうえで、「厳密な管理をできていたかといえば、そうではないという指摘はあるかもしれないが、最大の目的は、国内への感染者やウイルスの侵入を抑えることだ。普通の医療現場とは違う」と述べた。

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