韓国のチョ国(チョ・グク)前法相が収賄などの罪に問われた事件の初公判が開かれ、チョ前法相側は無罪を主張しました。
チョ被告は、娘が受け取った奨学金が賄賂とされた収賄や、韓国政府元高官の内部監査を中断させた職権乱用などの罪で在宅起訴されました。20日の初公判でチョ被告側は、「検察側の一方的な主張だ。事実関係が歪曲(わいきょく)されている」と無罪を主張しました。一方、検察側は「娘に関する事件を妻と一緒に審理すべきだ」などと主張しました。チョ被告は出廷しませんでした。文在寅(ムン・ジェイン)大統領がチョ被告の法相任命を強行して混乱を招いたことから、この裁判の行方が今後の政権運営に影響する恐れがあります。
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