ギリシャのアテネで、東京オリンピックの聖火を日本へと引き継ぐ式典が行われた。

式典は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大幅縮小し、無観客で行われた。

聖火は、ギリシャオリンピック委員会のカプラロス会長から、日本の代表として急きょ決まった1996年アトランタオリンピック競泳日本代表で、アテネ在住の井本直歩子さんへと引き継がれた。

当初、大会組織委員会の森会長が受け取る予定だったが、参加が取りやめとなった。

森会長は、ビデオメッセージで「国立競技場に必ずこの聖火がともされることをお誓い申し上げます」と、予定通りの開催を強調した。

聖火は、特別輸送機に載せて運ばれ、20日午前、宮城県の航空自衛隊松島基地に到着する予定。

(2020/03/20)

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