新型コロナウイルスの感染拡大で、春の風物詩にも影響が出ています。東京都内の桜の名所ではイベントの中止が相次いで決まり、困惑の声が聞かれます。
東京都は感染拡大防止のため、花見の宴会を控えるよう要請しています。このため、文京区にある六義園では、毎年恒例となっている夜間のライトアップを中止し、開園時間の延長もやめました。
また、4キロ続く川沿いにおよそ800本の桜が咲き誇る目黒川は、毎年300万人ほどが訪れる都内有数の花見スポットです。例年は多くのイベントが開かれますが、今年は感染拡大の防止のため、イベントは軒並み中止か延期となりました。準備を進めてきた店への影響は深刻です。