ことしの春闘はきょう、大手企業の経営側が一斉に回答を出す集中回答日を迎えました。
新型コロナウイルスの感染拡大で、景気減速への懸念が強まり、前年を下回る回答が相次いでいます。
春闘のリード役のトヨタ自動車は、ベア=ベースアップや定期昇給などを含めた賃上げの総額として月額1万100円の引き上げを求めていましたが、回答は、8,600円に留まりました。
電機大手では、富士通がベアにあたる賃金改善分で1,000円の回答、パナソニックは、年金拠出額を合わせて1,000円で妥結しています。
また、日本製鉄など鉄鋼大手3社は、業績悪化を受けて基本給を底上げするベアに相当する賃金改善を7年ぶりに見送ることを決めました。
今年の春闘は、6年続いた賃上げの勢いが維持できるかが焦点ですが、新型コロナウイルスの感染拡大で、景気の先行きの不透明感が増す中、賃上げを抑制する企業が相次ぐ見通しです。

新規コメントの書き込み