福島第一原発の事故から11日で9年です。依然として汚染水は増え続け、保管できる量の限界が迫るとされるなか、最終的な処分の方法は見通せないままです。

 事故で溶け落ちた「燃料デブリ」に触れた汚染水が今も一日約170トンずつ増え続ける福島第一原発。東京電力は今年中はタンクを増設しますが、「来年以降も増やし続けるのは難しい」との主張を繰り返しています。
 福島第一廃炉推進カンパニー・小野明プレジデント:「我々は、1F(福島第一原発)の廃炉は汚染水の対応をしているだけではない。限られた1Fの敷地を他の廃炉の作業に使わなければいけないのは自明ですので」
 その場合、再来年夏ごろにはタンクは満杯になりますが、中の水を処分するめどは立っていません。国の有識者会議は先月、浄化設備「ALPS」でトリチウム以外の放射性物質を取り除いたうえで海に流すか蒸発させるかの2つの案に絞り、技術的には「海洋放出がより確実」と提言しました。ただ、風評被害などへの地元の不安は強く、誰がこの不安に応えてどう説得するのかなど、具体的な道筋は何も決まっていません。
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