福島第一原発の事故で一時、全町避難を余儀なくされた福島県楢葉町では、復興のシンボルとして進めている「サケ漁」が去年、台風による被害に見舞われました。地元の思いを胸に復興への道のりが続いています。

 サケの稚魚が育てられている楢葉町の木戸川漁協は震災による津波で壊滅的な被害を受け、町は原発事故によって全町避難を余儀なくされました。その後、避難指示が解除されてサケ漁も復活し、去年秋にはようやく地元で放流された稚魚が成長して戻ってくるはずでした。しかし、台風19号で震災後に再建したサケを取る施設が壊れ、水揚げ量は過去最少でした。
 木戸川漁協・鈴木謙太郎さん:「本当に悔しいし、寂しい、情けなくなる感じ」
 新型コロナウイルスの影響で毎年、行っている地元の子どもたちとの放流もできなくなりました。稚魚の数も去年の1割にも届きませんが、本州一の水揚げを誇ったサケ漁を絶やさないため、漁協は放流の準備を進めています。
 木戸川漁協・鈴木謙太郎さん:「震災を乗り越えたので、今回も絶対乗り越えられるという気持ちがあった。
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