新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
滋賀県では、きょう初めて感染者が確認されたほか、北海道や新潟県などでも新たな感染者が見つかっています。
こうした中、新型肺炎での緊急事態宣言などを可能にする法案が、来週13日にも成立する見通しです。

きょう、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正について、来週12日に衆議院を通過させることで合意しました。
法改正されれば、新型コロナウイルスの感染がさらに拡大した場合、都道府県知事が緊急事態宣言を発令することが可能に。不要不急の外出のほか、イベント開催の制限など踏み込んだ要請ができるようになります。

また、萩生田文部科学大臣は…

萩生田文科大臣「けさの段階で99%の学校が今、休校状態を維持している」

全国の臨時休校の状況を明らかにしました。

一斉休校をめぐっては、独自の対応に踏み切る自治体も。
栃木県茂木町(もてぎまち)では、10日から予定していた町内の小中学校5校の臨時休校を取りやめ通常通り授業を行うことを決めました。
休校すれば町の学童保育施設で子どもの密度が高くなり、感染のリスクが高まると判断しました。町内や近くの自治体で感染者が確認された場合は休校にするとしています。
古口町長は「茂木町の場合はほとんどの方が共働きです。学校の中で衛生管理を徹底するコロナウイルス対策をするその一方で、給食もきちんとだして。子供にとって一番いいのではないか」としています。

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