新型コロナウイルスの感染が3日、札幌市で新たに2人、
また、大分県でも初めて確認されました。
感染の拡大を防ぐため学校が臨時休校したことを受け
子どもの居場所を確保する独自の取り組みが広がっています。

きょうから子どもの受け入れを始めた小学校。
朝から、子どもを連れた保護者が
次々とやってきました。

きょう登校した子どもは10人。
教師が見守る中、各自が家から持ってきた
課題をして過ごします。
教室は感染を防ぐため、
1部屋の人数を10人までに制限し、
勉強の合間には「換気」の時間もとっています。
母親「休校対策をとっている中で学校に来ていいか悩んでいたが
それでも留守番させるのは不安」

一方、こちらは民間が運営する「こども食堂」。
通常、週2回、夕食のみの提供ですが、
きのうから昼食の提供も始めました。

スタッフはボランティアのため急な対応が難しく、
代表が一人で対応している状況。
それでも、臨時休校が終わるまで
昼食の提供を続けたいとしています。

子どもだけでの在宅時間が増えると、仕事などで離れて過ごす親の心配も増えます。
特に、携帯電話を持っていない子供とのコミュニケーションに役立つのがこのクマ型のロボット。
たとえば会社にいる母親が、自宅にいる子どもにスマートフォンで『今、何してるの?』とメッセージを送る場合…

記者「頭を押すと…」
クマ型ロボット「お母さんから『今、何してるの?』」
記者「こんなふうにメッセージを読み上げてくれます」

一方、子どもから母親にメッセージを送る場合は・・・

クマ型ロボット「お母さんへ、メッセージは何?」
記者「宿題してるよ」

クマ型ロボットに直接話しかけると、母親のスマートフォンにそのメッセージが届く仕組みです。

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