新型コロナウイルスの感染拡大に伴う小中学校の休校で、北海道では給食用の牛乳に使うはずだった大量の生乳が宙に浮く事態となっています。
北海道内で生乳生産量トップの別海町にある工場では200ミリリットルの牛乳を毎日1万本製造していましたが、そのうち約60校の小中学校に配っていた給食用の牛乳7000本について製造を取りやめています。今月だけで430万円の損失になるということです。工場では代わりにチーズやアイスクリームなどの加工品の製造を増やしていますが、牛乳の製造に比べて手間が掛かるとして対応に苦慮しています。
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