新型コロナウイルスの影響が拡大するなか、三菱UFJ銀行は、愛知・江南支店に勤務する行員1人が、新型コロナウイルスに感染していたと発表した。
26日は、愛知県や北海道などで新たに15人の感染が確認され、クルーズ船をあわせた感染者は、894人となった。
この中の1人が一度感染し、その後退院していたものの、再び「陽性」となったことがわかった。
大阪府によると、40代のツアーガイドの女性は、1月29日に新型コロナウイルスに感染していることが確認された。
その後、2月1日に退院し、6日の検査でも陰性だったが、のどの違和感と胸の痛みがあり、26日に検査を行ったところ、再び陽性が判明したという。
大阪府の担当者「陰性を確認した人が、もう一度陽性になるのは、全国的にも起こっていない事例」
大阪府は、「再び感染したか体内に潜んでいたウイルスが再燃した可能性がある」と説明している。
女性は、退院したあとは自宅で静養していたということで、大阪府は濃厚接触者はいないとしている。
中国・広東省の衛生当局は、新型コロナウイルスの治療を受けて退院した人の再検査で、14%から陽性反応が出たと発表した。
「若者場合は2週間以内に抗体ができるため、陽性反応が出ても感染を広げるリスクは非常に低い」とする一方で、「高齢者の一部は抗体を作るのに時間がかかるため、ウイルスを排出し続け、感染源になり得る」としている。
(関西テレビ)
(2020/02/27)
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