26日朝、東京・品川区の大井町駅前で見られたのは、不足が続くマスクを求めて並ぶ行列。およそ160人分の整理券は配布が終了したが、それでも列がどんどん後ろに延びていっていた。

行列からは、「あと5日分くらいしかないので、是が非でも買いたいなと思って」、「お店に行っても全然見つからないので困ってます。必要な人にちゃんと届くようにしてほしいなと思います」などの声が聞かれた。

整理券を受け取れた人はマスクコーナーへ。

開店前から並んでまでして手に入れたマスクに、ほっと一安心の様子。

マスクを手に入れた人は、「(午前)8時前に来ました。良かったです、買えて。60枚入りね」、「大人用と子ども用1パックずつ。1枚1枚大事に使いたいと思います」などと話した。

感染拡大防止に向けた対策が強化される中、今なお解消していないマスク不足。

山梨・身延町では、保育園児や小中学校の児童・生徒を対象に、1人あたり10枚のマスクが配布された。

身延小学校の生徒は「僕たちもこの1人10枚のマスクをしっかりと大切にして、手洗い・うがいや、換気などしっかり意識していきたいと思います」と話した。

マスク不足が深刻化する中で、視聴者のカメラが捉えた1枚の写真。

20枚入りのマスクが1箱5,000円で販売されていたのは都内の金券ショップ。

1枚あたり250円という高値。

撮影者は、「『マスクはもう金券なんだ』と思って持ち込めば、お金として引き換えてくれるのかと。すごい時代だなと思いました」と話した。

「Live News it!」の取材にこの金券ショップは、「もうマスクは置いていない」と回答。
くわしい入荷の経緯などを聞くことはできなかった。

25日に発表した基本方針の中で、政府は風邪の症状があっても、やむを得ず外出する場合はマスクを着用するよう呼びかけた。

2週間前には、マスクの増産を1月末から強く要請しているため、翌週以降、マスク不足は解消するんじゃないかと説明。

そこで、「Live News it!」では、「FNN.jpプライムオンライン」のツイッターを通じて、「ここ2~3日以内に周辺のお店でマスクを売っているのを見かけたか?」を質問したところ、「はい」と答えたのが13%に対して、81%は「いいえ」。

実に8割の人が、街でマスクを売っている店を目にしていないという結果だった。

マスク不足を深刻に受け止めていたのは、街の人たちだけではない。

訪ねたのは東京・足立区の「福寿会足立東部病院」。

マスクの在庫に不安を抱えていたが、26日、3週間ぶりにマスクが届いた。

福寿会足立東部病院・黒住裕美医師「1カ月弱くらい前からなかなかマスクが入ってこない状況が続いていて、今回40箱入りました」

しかし…。

黒住裕美医師「入ってきたと言っても、そんなに大量に入ってきているわけではない。やはり今後もまだ続くと考えられるので、ひとまず安心ではありますが、今後まだ不安は続くと思う」

マスクをめぐる混乱は、いつまで続くのか。
1日も早い安定供給が望まれる。

(2020/02/26)

FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/

チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/subscription_center?add_user=FNNnewsCH

新規コメントの書き込み